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TKN-proj

去年末に竣工・引渡しを済ませたTKN-proj。
その新築祝いにご招待いただき行って参りました。
しっかりと住まい手の色に染まって、竣工時より素敵な住宅に昇華されておりました。
使う人の愛着がぬくもりとなって染み込んでこそ良い建築、良い住宅になるのですね。
失礼を承知であちこち見せていただいて、ほぇー、いいねー、なるほどねー、などど感嘆したのでした。TKNさん、ありがとうございました。

What a wonderful time !!
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by chikao_may1st | 2010-02-27 22:14 | weekend

2010年2月6日

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去年の11月に沖縄県立博物館・美術館で行われた「踊りに行くぜ!」に続いて二度目のコンテンポラリーダンス鑑賞。正直、前回は全く意味不明。出演者によるアフタートークを聞いてフムフムとは思ったが、???をふわふわさせながらとりあえず置いといた。わからなくてもいいや、そもそも解ろうとするものではないのだ、ということにして。
そして今回。演出の近藤氏がギターを抱えてポロロンしながら前説。飄々とした佇まいによく通る声。それだけでものすごいオーラを感じる。軽い説明の中で内容については特に「意味はない」という単語が出た。そうか、それで良かったんだなと身構えることなく肩の力を抜いて観ることができた。トリプルビル=3本立てのはじまり。

1本目:ドビュッシーの音楽に乗せて「牧神の午後への前奏曲」。舞台に置かれた2枚の敷物と、吊るされたロープで作り上げられる空間と時間。ふたりの男性舞踏家がお互いのテリトリーを意識させながら身体のあり方を模索する。台詞は無く、生身の身体がリアルに活動していることを伝える乱れた吐息がすぐ近くまで届く。ひとつの物語の巻き戻しを観ているような不思議な時間感覚。はっきりと理解はできません。でも確かに感じるものはありました。

2本目:「dump squib」牧草地と牛たちのとある昼下がり。演出の近藤氏の言葉の通り、絵本の世界の実写版、それに生音付きで。牧草地にあるのは牛たちがなかなか越えられないまあるい柵。領域の内と外で起こる牛たちの無駄骨とそこから生まれる発見。目に見えるものだけに捕らわれてはいけないのだ。牛たちの衣装、お乳のフリフリのかわいらしいこと。観て愉しい、聴いて満足、演出や構成の創造力に感心。幕が下りてしばらくは呆然としてました。何なんだこの世界は。あの人の頭の中はどうなってんだ?

3本目:「lemon tree」ぼんやり明かりの灯った舞台には谷と山に折られ頂きを設けたつい立て。そこへ何やら乾燥した大地を放浪する近藤氏の映像が投影され、オルタネイティブ系旋律のBGMが流れる。つい立ての両脇から鮮やかな色のスカートを美しくなびかせて赤いボブの女性がふたり登場。生身の近藤氏も現れ互いに操り操られ踊る。地中海辺り、どこかの街の路地裏でのひと時。そんな雰囲気。身体を動かすことで何かを表現するって、、、うーむ。そしてそれにシンクロして背景の映像作品がかなり良かった。今パンフを見てみると以前トップランナーに出てたアーティストさんの作品。なるほど。そういうことか。こうして良いモノが出来上がるのですね。それから、何処かを彷徨う近藤氏の映像を思い出して「コンドルズ血風録」の近藤氏による寄稿を読み返してみた。無性に旅したくなる。というか、そういう旅に憧れる。いいよなー。

実はこの日のメインイベントはこのダンス鑑賞だったのでした。メインにふさわしくたった2時間でいろんな世界へ誘われました。床に置かれた敷物から生まれるテリトリー、丸い柵の内側と外側の世界、谷山折られたつい立てが作り出す街角。僅かな小道具でいとも簡単に豊かな空間が広がるもんだなと感心。目には見えない点と点をつないで線を作り面を作り空間を妄想し、そこで生身の人間が動き回る。新しい空間体験とシンプルな舞台芸術とコンテンポラリーダンス。上手く表現できませんがかなり刺激的。沖縄にも来てほしいコンドルズ。

ということで、ぼくの人生に味わい深いスパイスが加わりました。
いつかどこかで取り出して、良い具合に使える日が来ますように。


追記
3本目のBGMはThe Middle Eastというオーストラリアの新人バンドの曲でした。これもまた良い出逢い。iTunes Storeでも購入可能、かなりオススメです。現在一枚目のフルアルバムを製作中とのこと。楽しみだ。

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by chikao_may1st | 2010-02-23 01:52 | weekend

手元に届いたが未だ開けず「高円寺純情商店街」。お待ち下されねじめさん。

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思えばITO建築体験はお初だ。お恥ずかしい。GAのマルバツ対談で予習していざ行かん。
電車から見下ろす外観の色はしっかりとしたチョコレート色。アースカラーとの記述だったのでもっとマットグレイが入っているのかと思いきやこれは意外。文字通り異色のITO建築。
メインもサービスも正面からのアプローチ。受付カウンターを軽く繕ったエントランスを入ると、土間コンクリート仕上げに水玉のライティングが落ちるロビー。かなりスタディーしたという壁〜天井を穿つ円はやはり絶妙な径寸法。その奥に例の階段。そうです、あれが見せ場です、判りやすい。見上げても見下ろしてもキラキラ素敵です。が、Rの手すり壁への嵌め込みはギリギリの寸法だったと見え、一部上手くおさまっていない箇所が。出隅の留め処理しかり、シビアに鬩ぎあってます。住宅設計でもディテールを詰める際は何処までシビアに持っていくか悩みどころですが、こういうおさまりをみると「やってみても良いかも」と思う。とは言っても、判断は使い勝手、作り手の技術、耐用年数などなどその時々の要素を鑑みて決定しますが。あくまで一例として。ふむふむ。ワクワクたのしい。
カフェにてランチをいただきながら、居心地やいかに。ホールもしかり、カフェのスケール感はとても庶民的な寸法で体にしっくりと馴染みます。天井高さが心地よかった。地元の市民会館(前川國男設計)が思い浮かぶ。懐かしさの琴線に触れられるとやはりグッときますね。
周辺の商店街も散策できればなお良かったんだが、機会があればまたいつか。今度はホールでの催し物も体感したい。
杉並区民のための、黒テントのような芝居小屋。良い建築体験でした。
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by chikao_may1st | 2010-02-18 20:21 | weekend

1996.12.17に出逢ってからというもの


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ぼくの青春のすべてはこの歌とともにあるのです。
これまでも、そしてこれからも。
イントロのベースラインが流れればもうタイムマシーンに乗ったような気分。
曽我部さん、素敵すぎます。

そんなサニーデイのアルバムが4月21日に発売とのこと。
待ち遠しくて仕方ない。ライブにも行ってしまおうか。悩む。
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by chikao_may1st | 2010-02-17 00:33 | etc

which-side?

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「僕の建築との出会いはボードのパテ塗りバイトだった。」という長坂氏。そのサイトは数年前からチェックしていたのですが、そこには載らない(書籍化するんだから当然か、、、)クスッと笑えるいくつかのB面な物語が、素敵な写真とともに綴られています。
オーセンティックなリノベーション、ここにありって感じでしょうか。
電話しながらついついペンを走らせ落書きしてしまうような人にオススメです。
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by chikao_may1st | 2010-02-12 01:39 | etc

週末アレやこれ

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土曜日
lunch@「座・高円寺」
企画展示@「東京オペラシティー」
コンテンポラリーダンス鑑賞01@「新国立劇場」
コンテンポラリーダンス鑑賞02@「SESSION HOUSE」
beer@西新宿
日曜日
ぶらぶらり@原宿〜表参道
特別展・lunch@「根津美術館」
まっくらやみのソーシャルエンターテイメント@「DIALOG IN THE DARK」
展覧会@「ワタリウム美術館」
企画展@「国立新美術館」
coffee@「イデーカフェパルク 東京ミッドタウン」

写真や感想などは小出しに、自分への宿題とします。
いやしかし濃すぎる週末でした。
岡本太郎記念館まで行ってたらホント爆発してたかも。
しばらくは思い出し甘噛み反芻で余韻を愉しむのです。

つきあってくれた友人には心より感謝。ありがとうございました。
そしてまたいつか、宜しく御願いします(笑)。
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by chikao_may1st | 2010-02-08 01:40 | weekend

現場からびゅう

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現在進行中の現場より東シナ海に浮かぶ慶良間列島を望む。
牧志・安里再開発地区で建設中の高層住宅、
そのタワークレーンがいよいよ島々にタッチ。
30年後はこの景観がどうなっているのか。
とりあえず記録として。
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by chikao_may1st | 2010-02-03 23:10 | ym-Proj

番匠 銭玉 トゥイグヮー トーニー ハナアーシー

土曜の午後、studio jagさんの見学会にお邪魔してきました。
平屋の広い家、良いなぁ、贅沢だなぁ。
いろんな居場所がちりばめられてて愉しく回遊できる家でした。
ありがとうございました。
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帰りはその足で浦添美術館の「沖縄の人間国宝展」へ。
芭蕉布についての解説が聞けるということでこの日時を選んで。
やはり当事者の生の声に耳を傾けるということはたいへん貴重で意義深い。
一つ一つの作品に対する想いがビシビシ伝わり目頭が熱くなる。もろいな、歳取ったのかな。
気が遠くなりそうな歳月と技術とが合わさってモノが作られる。感銘を受けました。

糸芭蕉から繊維を取り出し糸を績み絣を結び染色し織って仕立てる。
いつも身に付けている「布・服」を、糸から作り上げるということが想像し難い。
ホント、単純にすげーなと思った次第です。

誰某が織った布を使って、誰某が縫ったシャツ、という、
自分より年齢の上の服を親から譲り受けていて、大事な日を選んで着ている。
いつの日か自分の子供にも受け継ぎたい。アレは大切に着よう。
否むしろそうやって丁寧に作られたモノを普段着として着る方が粋かもな。とも思ったり。

若い福木の淡い黄
古い福木の濃い黄
果実が熟していない時期のクネンボの木の黄
藍の紺
合わせて深緑
車輪梅のコゲ茶
相思樹の発色の良いコゲ茶
芭蕉のタンニンの茶
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by chikao_may1st | 2010-02-01 01:08 | weekend