カテゴリ:A-proj( 2 )

プランするって???

 母屋を中心にして、トイレや倉庫や駐車場などの+αが敷地内に増殖するように点在する現在のA邸。それぞれの絶妙な距離感で発生する隙間は路地や坪庭のようにも感じられる不思議な空間。そして、この敷地の特徴、実体のない空間、「グフンジシ」と呼ばれる神聖な場が敷地の南西隅にあります。これも家族にとっては大事な存在。
A邸の2回目の打合せでは、この敷地の二つの特徴をそれぞれに読み取った2案を見てもらいました。1案目は母屋の大きなブロックに寝室・玄関・トイレの小さなブロックをぼこぽこぼことくっつけたような案。現在の住まい方に近く、凹凸から発生する隙間の具合が楽しい案です。2案目は門扉から玄関までのアプローチの軸線上にグフンジシを通す案。直線を意識したすっきりした外観になりそうな案です。
聞取り調査で基本的な要望事項を把握しその他諸々の条件を整理したら、上に紹介したようにコンセプトを考えてプラン(ラフスケッチの平面図やダイアグラム)を練ります。与条件とコンセプトの整合性をとりつつ、ワクワクする建築をつくらねばなりません。が、これがなかなか出てこないんです。それでいつも「悶々してます」という表現に。まだまだ修行は続きます。
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by chikao_may1st | 2006-12-01 11:21 | A-proj

実体のない空間が、ある

d0016019_23282825.jpg新規project、A邸が始まっています。大工だった父と祖父が建てたという築40年程の木造住宅を取り壊しての新築計画。住み慣れた土地と住宅にはやはり家族が守り続けてきた大切な場所や、思い出として残したいものがいくつかあるものです。
1回目の現場調査では道路境界・道路勾配・道路幅・給排水の確認。土曜日に行われた2回目の現場調査では施主の案内で既存住宅にお邪魔し、大切な場所や残したいモノ、必要な空間などのヒアリングをしてきました。居心地の良い愛着のある家とはお別れとなりますが、新しい家でもそんな気持ちの良い空気感を創り出せるようにベストを尽くしたいと思います。
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by chikao_may1st | 2006-10-08 23:41 | A-proj