久々のアップ

なかちさんコメントありがとうございました。
現場の報告くらいにワクワクするネタが見つからず、滞っておりました。ごめんなさい。

なかちさんの質問に対する答え、コメント欄には収まらなかったのでここに書きます。

沖縄の住宅で必要な断熱を考えるとき、冬の寒さよりも、夏の直射日光の熱を断つことと捉えて良いでしょうか?
直射日光対策の断熱を施す住宅が少ないのは、その必要性が少なかったからだと考えます。単純に「地域性」と言うこともできると思います。ももともと沖縄のオーセンティックな住宅は「仲村家」に見られるように、外部空間に対して深い軒で「雨端」と呼ばれる空間を作り、「ナー」と呼ばれる前庭に対して開放され、家全体が風通しの良い空間でした。RC造で住宅が造られるようになっても、自然と共存するその知恵を生かして巧く影を作り、風の抜ける開放的な住宅を作ってきたのだと思います。正直僕も、断熱材に対してはあまり馴染みがありません。必要かな?と思ったりもします。
しかし、都市部に住宅が密集し、敷地が小さく切り売りされると、居住スペースを削ってまで影を作る為の操作(庇を出す為に建物をセットバックさせたり、中庭を設けたり)をする訳にもいかず、、、というふうになってくると、いよいよ断熱材の出番です。

現在事務所で動いている物件、G-Projectでは壁に断熱材をサンドイッチしたガルバリウム鋼板を張る予定です。プライバシーの為に閉じたい部分と西日が当たる部分が重なり、断熱を施した方が良いという判断のうえ提案し了承されました。予算的に許されるのならば、是非使って頂きたいと思います。外観の表情もコンクリートの壁とは雰囲気が変わります。

下の写真は、検討の為に取り寄せた断熱外装材のサンプルです。断面の白い部分が断熱材で表面はガルバリウム鋼板です。打合せの結果、実際にG-Projectで使用するのは別商品になりました。
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by chikao_may1st | 2005-11-15 14:16 | etc


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