見えているのはごく一部

「この作品の時はね、ん〜、身を削ったわね。気を失いかけたんだから。」「これの時は、そうね〜。魂を削る思いをしたね。泣きながら製作したのよ。」「それぞれの作品にいろんな想いが詰まってて、改めて観てるとその時のことを思い出して感慨深いわ。」
先述の個展・教室生作品展を開催した叔母のことば。人がまばらになったギャラリーで笑い話のように話していたけれど、穏やかではあるが強くて芯の通る台詞だなと思う。
搬入展示作業に8時間、展示期間は7日間、撤収作業に0.5時間、約400人ほどの方々に観て頂いたのは、それぞれの作品にかけたたくさんの想いの中のごく一部。作品を支えているのは染色や布についての知識や技術、図案を起こすに至る価値観や思想、さらには叔母自身のあり方や存在。言葉を聴いて、静かに対峙して観て、その作品の背景に想像を巡らせると確かに何か伝わるものがある。
紅型染めや友禅染めについて細かいことは良く解りませんが、モノづくりに取組む姿勢や想いには勉強になることが沢山ありました。じんわりと効いてくる刺激、秋らしくて良いです。
なおみおばさん、お疲れさまでした。
足をお運びいただいた皆様、ありがとうございました。
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by chikao_may1st | 2010-10-13 01:52 | etc | Comments(0)


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